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●第49回 国際福祉機器展 H.C.R.2022

■今年の「第49回 国際福祉機器展 H.C.R.2022」は、10月5日から7日まで東京ビッグサイトで行われました。

このイベントは340を越える企業や団体が一堂に会する、アジア最大級の国際展示会です。



写真:H.C.R.2022会場の様子 / PSプロダクツ撮影
「国際福祉機器展」では、最先端の福祉関係技術のほか、オーダーメイドやハンドメイドの福祉用具、さらには介護ロボットの展示などを見て触れることができます。また、福祉用具の専門の企業だけではなく、日常生活でよく耳にする有名企業も参加しています。
昨年と比べコロナ感染状況に落ち着きが見られるからか、参加する企業も大幅に増え、以前の賑わいに戻りつつあるような雰囲気でした。
このイベントは会場を回るだけでも楽しいので実際に足を運んでいただくのが一番なのですが、今回はメルマガで展示内容を少しだけ紹介させて頂きます。

①介助用電動アシスト車椅子 / 日進医療器株式会社

車輪が14インチの小車輪でありながら電動アシストがついており、どこでもアシストしてくれるというものです。特に坂を登る時、降る時に力を発揮します。
今まではあまり考えられていなかった、「介助者の負担」というものに着目している点がいいですね。

写真:H.C.R.2022会場の様子 / PSプロダクツ撮影

②電動車椅子の操作部 / 株式会社ミキ

ミキから電動車椅子の操作部を紹介させて頂きます。
写真のタッチパネルに触れることで、動かせるようになっています。
近未来のSFのようなデザインでかっこいいですね。

写真:H.C.R.2022会場の様子 / PSプロダクツ撮影

③トヨタ自動車が未来的なデザインの車椅子を発表
また、トヨタ自動車からはとても未来的なデザインの「JUU」という画期的なコンセプト車椅子が発表されました。
この車椅子が画期的なのは、ユニットを取り付けて階段昇降できたり、スマートフォンでのコントロールが可能だったりと多くの機能があることです。トヨタ自動車の高い品質と技術を車椅子にも転用している、とのことでした。
まだまだ商品化には課題もあるようですが、是非完成させて、実現して頂きたいですね。
福祉業界の、ちょっと先の未来を
今回見学した「第49回 国際福祉機器展」では、多くのことを学ばせて頂きました。
あいにくの雨でしたが、3日間で累計来場者数は8万8,521人と大盛況でした。コロナ禍でありながら人の動きも戻りつつあると感じたと同時に、苦境に負けず出展された企業様の熱意には感銘を受けました。また、次世代の流れとして、より高度な電動(E V)の時代の訪れも感じました。
イベントを通じて、最先端の技術や企業、業界のビジョンを共有頂き、ちょっと先の未来を見せて頂いたように思います。企業努力が詰まった夢のある展示会でした。
福祉業界もどんどん進化しています。僕たちも、今回の学びを日々の業務の中に活かし、少しでもお客様のお力になれればと思います。


■詳細についてはお問い合わせください。

利用される皆様のご要望をお伺いし、何を重視し、何をポイントに見極めて選択するべきかを、お客様お一人お一人にあわせ一緒に考えてまいります