車いすの生活

③日常生活について
車いすでの日常生活は、個人の健康状態や障害の度合いなどによりケースバイケースです。
下記の情報を参考に、自分なりの生活スタイルを確立していきましょう。

お風呂に入るときは 健康状態や障害の度合いなどにより、バリアフリーで広いスペースへの改修や、入浴・シャワー用車いすの用意、湯船に入る場合の入浴用リフトなどが必要となる場合があります。

トイレに入る場合、バリアフリーの広いスペースに改修が必要です。ポータブルトイレやオムツを利用する場合もあります。
寝るときはベッドで寝る方がほとんどですので、車いすとベッド間の移乗がポイントになります。
麻痺などの有無、スライディングボードなどの器具の利用、ご本人の筋力などによって、自力で移乗できる場合と介助が必要な場合があります。
麻痺がある場合は、患側を壁にして就寝します。

移乗の際は、必ず車いすのブレーキをかけましょう。
かけていないと移乗の途中で車いすが動いてしまい、大変危険です。
また、フットレストははね上げておきましょう。
車いすを置く角度は、ベッドに対して30度くらいが移乗しやすいようです。

雨の日は 両手がふさがり傘をさすことができない場合は、合羽やポンチョなどを着て外出します。
ただし、電動車いすの場合は電気系統が水に弱いので注意が必要です。
制御回路やマイクロコンピュータがダメージを受けると修理できず、部品交換になり修理費が高額になる場合があります。

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