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取扱事例 第5回 座位保持装置(モールドクッション)付き電動車いす
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●テーマ:ティルト&リクライニング&リフトアップ |
●お客様(ご家族様)からのご要望
・現在乗っている電動車いすの耐用年数が過ぎており、新規で電動車いすの作製をお願いしたい。
・クッションは電動を操作しても身体がずれないようにしてほしい。
・リフトアップ機能のついた電動車いすに乗りたい。
・コントローラーも弱い力で操作ができるようにしてほしい。
●身体状況及び必要なオプション
・姿勢:脊柱の側弯だけではなく、回旋もあり、背張りや体幹パッドでの姿勢づくりが難しい。
背中及び座面に関しては、採型機で型をとり、身体全体を支持できるようモールドクッションの作製する必要がある。
・電動車椅子:走行や、姿勢の変更(チルトとリクライニング)、リフトアップ機能を自身で操作することができるようにする。
・姿勢とのバランスを加味する必要がある:姿勢の保持ができることを優先した上で操作ができるように操作部の工夫が必要。
・操作部に関して:手指の力が弱いこともあり、弱い力でも操作ができるような工夫が必要。
・スイッチに関して:電源のON/OFF、姿勢変換などの切り替えスイッチも既存のスイッチでは操作ができないため、別体で弱い力でも押せるスイッチに変更する必要がある。 |
●使用車体、パーツについて
■オプション
オムニカラーディスプレイ
特殊コントロールインプットモジュール
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ヴァーサガイドプロポーショナルジョイスティック
ジャンドコントロール |
モード切り替えスイッチ:
走行-姿勢変換切り替えスイッチ |
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●P S-P R O D U C T Sの対応:切り替えのスイッチを操作する手と反対(左手)にする
●車椅子の特徴
・電動車椅子:コントローラーの位置は操作しやすい位置や高さを考慮した台を作製。
また、ジョイスティックの台も含めてスイングアウトさせることで、移乗の際に身体に当たることなく安全に移乗させることができるようにしました。
・背中、座面クッションに関しては、身体の側弯や回旋といった変形に合わせて形を作っていきました。
・ヘッドレストの3点のパッドのうち左のパッドにゲルを埋め込み、頸部への負担を和らげています。
・切り替えのスイッチを操作する手と反対(左手)の手で操作をしたいというご希望があり、既製品から微力でも反応するリミットスイッチに変更し、左手で姿勢の変更や設定の変更をするモードの切り替えスイッチをそうさすことができるようにした。
・操作するジョイスティックも内蔵されているバネの圧力を変えることで、弱い力でも操作をできるように仕様を変更しました。
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●制作期間:決定から6ヶ月間
●お客様の声:
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P S-P R O D U C T S株式会社では利用される皆様のご要望をお伺いし、何を重視し、何をポイントに見極めて選択するべきかを、お客様お一人お一人にあわせ一緒に考えてまいります |
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