PSプロダクツ お問い合わせ
取扱事例 第3回 座位保持装置付き電動車椅子
●テーマ:座位保持装置付き電動車椅子
お客様(ご家族様)からのご要望
・耐用年数が過ぎたこともあり、新しく電動車椅子を作製したい。
・基本的な仕様は変えて欲しくないです。
・通所や買い物に行くこともあり一人で移動し、生活していきたいです。
・買い物の際の買い物のカゴが欲しい。
・車椅子へ移乗するときに掴まるためのパイプを取り付けて欲しいです。
・通所の際に車椅子に乗ったまま乗車するので、車載固定用のフックを取り付けて欲しい。

●理学療法士の要望
・電動車椅子の仕様に関してはご本人様のご意向に沿って作製をして欲しい。
・背中と座面のクッションは当時の身体状況との変化があるので改めて採型をしてお身体に合ったクッションを作製して欲しい。
●使用車体、パーツについて
(①~④の表示部分をクリックすると画像が切り替わります)




EMC-270 (今仙技研) 採型モールドクッション
(当社オリジナル)
フック (当社オリジナル) カゴ (当社オリジナル)

●P S-P R O D U C T Sの対応:
■パーツ選定の理由
・電動車椅子:これまで利用していた電動車椅子と同仕様のもの
・背クッション/座面クッション:採型モールドクッション
 (お一人お一人の身体の変形に合わせて型をとって作製する座位保持装置クッション)
・ベルト:骨盤ベルト(身体が飛び出さないようにするため、姿勢の保持のため)
・車載固定フック(自費での取り付け)::通所のバスに乗り込む際に使用
・買い物カゴ(自費):お一人での買い物をされるとのことで買った物を持ち運びしやすいように取り付け(以前と同仕様)

●車椅子の特徴
 電動車椅子の仕様に関しては、同仕様での作製をいたしました。
 背中のパイプに移乗する際にご本人様が握れるよう2本パイプを取付の改造を施しています。
 背中と座面のクッションに関しては、採型機と呼ばれる専用の機材でご本人様のお身体の変形に合わせて型をとり、仮合わせで微調整を行いました。
 仮合わせの際にはご本人様の乗り心地、姿勢だけではなく、電動車椅子の操作や移乗、物が取れるかといった動きに注意しながら作製いたしました。

●製作期間:相談から納品まで約4か月

●お客様の声:

乗り心地は、以前の物に比べてよくなりました。
身体にあったクッションを作製していただけて良かったです。

クッションは身体に合わせて型をとっていただけました。
それだけでなく、通所や外出の時に電動を操作しやすい姿勢での 設定を細かく仮合わせでしていただけて良かったです。
買い物カゴも私の生活では必要でしたのでありがたいです。
これでまだまだこれからも電動車椅子を自分で操作して買い物や 通所といった外出を続けて、在宅生活を楽しみたいです。


身体計測について(youtube動画)