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取扱事例 第2回 座位保持装置付き車椅子
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●テーマ:
「長時間、長期間乗っていても快適で環境にあった座位保持装置付き車椅子」 |
●お客様のご要望
・学生最後の車椅子なので、丈夫でコンパクトさを希望。姿勢が崩れやすいので、長時間乗っていても、姿勢を保持が維持出来て、本人が快適にいられる車椅子がご希望 |
●理学療法士の要望
・とにかく前ずりが顕著であり動きも激しいので、前ずりを防止し、臀部にも負担がかからない物を望む |
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●使用車体、パーツについて
■パーツ選定の理由
・バッククッション:背中のクッションだけではなく
付属の体幹パッドは、身体の変形に合わせて調整が可能
・ベルト部品
①チェストベルト:姿勢の前傾、不随意運動で身体が前へ飛び出すのを防止するため
②ヒップベルト:姿勢の保持のため。骨盤が後傾してしまうのを防ぐため
・ヘッドサポート:頭の動きが大きいため、頭部の転落防止
・クッションテーブル:前傾姿勢となり、姿勢の保持をとるため
・抱クッション(Lee製作室):身体が前傾姿勢にならないようにするため必要
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●P S-P R O D U C T Sの対応:剛性力の強化
●車椅子の特徴
ジッピーアイリスはコンパクトでもあり、非常に剛性の良い物である。前回の車椅子だと様々なオプションが付けられたり、乗り心地も問題は無かったが、介助者として利用時の取り回しが大きく、不随意運動や筋緊張で際にフレームのがたつきやフットサポートの破損が数回起こっていたこともあり、フレームの強度と介助者の取り回しも作製の点で考慮に入れて欲しいとの希望がありました。
今回作製した車椅子では剛性が良いため、不随意運動でもがたつきが少ない。
また、ティルト角度が50度まで倒れるため、色々な場面での調整が可能で振り子機能のティルト なのでサイズもコンパクトになり、介助者の操作性も改善される。
座位保持はフィットバックを採用、現在も成長があるため、成長に応じた変化があっても容易に調整が可能であり、パッド等の部品を交換することにより体幹の変化にも対応が可能である座面クッションにおいては、パムックスの技術でお客様の体型に合わせてオリジナルで作製しました。
臀部に優しい、お客様の特徴を反映させた作りになっている。
クッションテーブルは通常の木製テーブルでは不随意運動や筋緊張の際にテーブルに身体が当たり負担がかかってしまうため変更しました。 |
●制作期間:4ヶ月間
●お客様の声:
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奥行きがコンパクトで重心がしっかりしてるので小回りがきいてとてもおしやすいです。
車に乗せても車の発進時やブレーキをかけてもガタつかず安心してます。
ノーパンクタイヤに変更し、ホイールにスポークカバー も取りつけられたので本人も喜んでいます。 |
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P S-P R O D U C T S株式会社では利用される皆様のご要望をお伺いし、何を重視し、何をポイントに見極めて選択するべきかを、お客様お一人お一人にあわせ一緒に考えてまいります |
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